社員インタビュー








2023年11月、私は佐賀シューズに入社しました。もともと製造業の経験はなく、最初は裁断機の操作や自動ミシンの扱いなど、覚えることばかりでした。先輩方はとても親切で、複雑な作業も丁寧に教えてくださいました。仕事を進めるうちに、棚入れや部品の管理、機械のセットアップなど、少しずつできることが増えていきました。まだ覚えることはたくさんありますが、焦らず、できることを確実に身につけていこうと思っています。これまで正社員として働いた経験はなかったものの、ここでの日々が自分自身を大きく変えていく実感があります。
裁断担当は、社内で唯一夜勤がある部門で、昼勤と夜勤を交代で担当しています。夜勤は特に静かで、自分の集中力や判断力が問われる時間です。大量のパーツを間違いなく裁断し、正確に棚に入れる。小さなキズや不良品も見逃さない。どの作業にも責任があり、工場全体の流れを支えている実感を持ちながら取り組んでいます。休日にはゆっくりと体を休め、また新しい気持ちで機械に向かう。少しずつではありますが、確実に、自分の中に積み重なっていくものを感じています。この場所で、もっと成長していきたい。そう強く思いながら、今日も手を動かしています。これからは、裁断だけでなく、機械の調整や自動ミシンの扱いにも幅を広げていきたいと考えています。そして、いずれは新しく入ってくる人たちを支える側にも回れるよう、日々努力を重ねていきます。
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