社員インタビュー








裁断された部品を、生産計画に沿ってラインへ届ける。投入の仕事は一見、単純に見えて、ひとつのミスが大きなロスにつながる責任の重い工程です。積み込む前と後、必ず二度確認。計画書を何度も見直し、わずかな違和感も見逃さないように神経を研ぎ澄ませています。以前、ヘッドレスト用の部品に微妙なズレを見つけ、不良を未然に防いだことがありました。「よく気づいたな」と上司から声をかけてもらったあの日のことは、今も自分の中で大きな支えになっています。同じに見えるパーツでも、型番や素材のわずかな違いを見抜く目を養うこと。それが、現場を支える自分の役割だと思っています。
投入の現場では6人が役割を分担し、それぞれが裁断された部品を生産スケジュールに合わせて次の工程へ送り出しています。小物を担当する自分の持ち場では、数が少なくなってきたらすぐに補充し、ラインが止まらないよう即座に動く。その場その場の判断が、次の工程を支えることになるからです。「自分が届けないと誰かが困る」という意識が、自然と背中を押してくれます。最近では、昼食に選ぶ冷凍パスタがちょっとした楽しみになっています。仕事のあとは家でゆっくりお酒を飲んで気分を切り替え、連休にはドライブで気分転換。整った環境の中で、自分のペースを大切にしながら働けるこの会社で、これからもひとつひとつ丁寧な仕事を積み重ねていきたいと思っています。
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